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システム開発に携わるシステムエンジニアやプログラマーは常に論理的思考を持ちながら仕事をすることが必要です。論理的思考とは、ロジカルシンキングのことです。常に自分の持っている情報を元に整理や分析をするロジカルシンキングは、ユーザーから求められた難題に対して解決策を求められるシステム開発の場ではとても重要なスキルになります。
ロジカルシンキングはどの業種にも必要ですが、特にユーザーの要望にどのようなシステムを作るのが最前かを常に考える、プログラマーに必要とされています。ロジカルシンキングが知らないうちに身に付いている人もいますが、日頃から意識して勉強をすることもできます。
論理的思考やロジカルシンキングに関連する書籍や問題集が販売されています。独学で勉強するためには、書籍を一読しロジカルシンキングについて知り、さまざまな疑問を常に抱き調べることで身に付けることができます。他にも、人との会話のやりとりで、ロジカルシンキングを身に付ける方法があります。人と会話している時に、常に結論を先に話し、その根拠をわかりやすく説明するようにします。そして、相手に理解や納得をしてもらえなかった時のために、常に複数の根拠を用意しておきます。これらを日常の会話の中で取り入れておくと、ロジカルシンキングが自然に身に付き、上司や会社に稟議書を提出するとき等にもとても役に立ちます。
プログラマーの仕事をしていて一番注意しなくてはいけないことは、違う発想の命令や情報が入力されても対処できるプログラムにしなければいけないことです。プログラムは、プログラマーが作った情報や命令通りにしか動きません。しかし、そのプログラムを利用するユーザーには、別の情報や命令で動かしたい場合があります。プログラマーは常にユーザーがどのような情報や命令で動かしたいか考えるため、ロジカルシンキングで別の根拠を用意し、さまざまなパターンでプログラムをしておくと、ユーザーに重宝されるプログラムを作ることができます。プログラマーは、根拠や前提ではなく、全ての部分で疑問や反論を考えることが必要です。
プログラマーにとってロジカルシンキングはとても必要な考え方ですが、思考に余裕を持つことも大事です。日頃から柔軟な考え方ができるようにしておくと、実際の仕事でも役に立ち、自分のスキルを上げることができます。
自分に起こったことに対し、良いことも悪いこともすべて受け入れ、前向きに捉える思考のことをポジティブシンキングと言います。ポジティブシンキングは、自分や周囲にも良い影響を与えることができます。
転職を考えたら、転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントは、仕事や転職について相談にのってくれます。また、自分の希望にあった求人をコンサルタントが紹介してくれるので、仕事をしながら転職活動ができます。