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問題部分を思考する「クリティカルシンキング」

問題部分を思考する「クリティカルシンキング」

問題が起きた時、どのように解決するか悩むことがあります。しかし、その問題を批判的、疑問的思考で考えると問題が解決しやすくなります。このように、批判的、疑問的思考のことをクリティカルシンキングと言います。このクリティカルシンキングはビジネスシーンでは重要なスキルになります。クリティカルシンキングの考え方をわかりやすく紹介します。

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クリティカルシンキングの5W1H

クリティカルシンキングの5W1H

クリティカルシンキングは、まず物事に対し疑問文を作ることから始めます。しかし、ただ疑問文を作ると言っても思い浮かばないことが多いと思います。その場合は、まず5W1Hで書き出すと簡単に疑問文を作ることができます。「What」何が起こったのか、「Who」誰がそれを言ったのか、「Where」どこで起きたのか、「When」いつ発生したのか、「Why」なぜそう考えたのか、「How」どう分析したのか、などをわかるところからでも書き出してみましょう。このように出来事をまず整理すると原因が分かってきます。ただし、クリティカルシンキングは建設的、健全に疑うスキルで、決して人を疑うスキルではありません。

問題の事実を知る

問題の事実を知る

例えば、「社内の風通しが悪い」という問題が発生した場合、社内にいる全員が言っていたのであれば事実だと思われがちですが、これは解釈にすぎないのです。どのように「社内の風通しが悪い」のか事実を探します。違う部署の人とは、まったくあいさつなどをしない雰囲気が「風通しが悪い」状態なのか、部署間での仕事がある場合必ず上司を通さなければいけないという意味での「風通しが悪い」なのかでは対処方法が全く違ってきます。どのような事実で、問題とされている部分はどこなのかをきちんと把握しないと解決策を考えることができません。

問題の結果を考える

問題の結果を考える

小さな問題の場合は、その原因を解決する方法を考えますが、大きな問題が起こったときには、原因を特定するよりも悪い結果を解決する方法を考えるようにしましょう。例えば、消費税が今より増税すると消費税分家計が苦しくなります。家計が苦しくなる原因は消費税率のアップです。しかし、この増税という原因は一般市民には解決することができません。消費税率のアップを反対している政党に立候補するという解決策はありますが、そんな発想をするよりも、収入を増やす努力をする、節約するなど家計での対策を考える方がより簡単です。このように、問題の結果から解決する方法もあります。

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